ついこの間まで抱っこしてもらってニコニコしていたのに、急にママやパパ以外に抱っこされると泣いてしまう。
パパの抱っこも無理になって、ママ以外だと泣いてしまう。
そんな風に赤ちゃんの「人見知り」が突然始まることがあります。
人見知りは、一般的に生後6~7ヶ月ごろからと言われていますが、個人差がとても大きく、3か月から始まる子もいれば1歳を過ぎてから始まる子もいます。
今回はそんな人見知りについてのお悩みを紹介したいと思います。
人見知りが始まり困っています。
幼稚園の面接も受からないのではと心配しています。
子どもと、どう接するのがいいでしょうか?
人見知りは、赤ちゃんの心の成長の証です。
難しいかもしれませんが、過度に「気にしないこと」がいちばんです。
人見知りが始まったとき、祖父母や友達に会う際に、申し訳ない気持ちになってしまったり、「なんでうちの子だけ?」と、焦ったりしてしまいますよね。
でも、そんなママやパパの不安に思う気持ちが、赤ちゃんにも伝わってしまうのです。
ママ、パパ以外の人と会う時は、「今、人見知りの時期なんだ~」と相手に伝えつつ、赤ちゃんのペースで接してあげましょう。
慣れさせようと無理に抱っこをしてもらったりすると、相手を「怖い人」と思ってしまうかもしれません。徐々に距離をつめるようにしてみましょう。
例えば・・・
●赤ちゃんを中心ではなく、ママやパパが主体で会話する
●赤ちゃんに「優しい人だよ」「あなたを可愛いって思ってくれてるよ」と話しかける
●赤ちゃんが場や相手に慣れてきたら、少しタッチしてもらってみる
自分に注目が集まっていることを感じたり、相手に対して警戒心があると、不安になったり緊張してしまうので、赤ちゃんの緊張を徐々にほぐしてあげる工夫をしてあげてみてくださいね。
その他にも、児童館などにいって、家族以外と触れ合う機会を増やすのもよいかもしれません。
月齢の近い子どもと接することは、赤ちゃんにとって良い刺激になります。
まずはママやパパから仲良くしていって、楽しいよ・安全だよということを赤ちゃんに伝えてあげて、安心してコミュニケーションが取れるようにしてみてください。
人見知りは、赤ちゃんの心の成長の証です。
ママやパパをきちんと認識し、他の人との区別がついていて、嬉しい・悲しい・気になる・怖いという感情が芽生え始めたため、ママ、パパ以外に対して「気になるけど、怖い」という葛藤をしているのです。
ママやパパは辛いときもあるかと思いますが、年齢とともに徐々に収まっていくので、赤ちゃんのペースに合わせてあげましょう。
赤ちゃんの人見知りは、2歳ごろまでにおさまる子が多いです。
恥ずかしがり屋さん場合、小学生くらいまで続くこともあります。
徐々に人見知りは収まっていくので、お子さんのペースに合わせてのんびり待ってあげましょう。
人見知りを過度に気にせず、そういう時期なんだな~と割り切って、のんびり温かい目で見守ってあげましょうね。