ついつい頼ってしまう「スマホ」。使いすぎない工夫をお教えします♪
スマホ育児のデメリットをしっかり理解して、
親も子どももハッピーになる育児を目指しましょう!
スマホやタブレットの動画を見せ、子どもの気を紛らせ、家事を行うこと。
また、公共の場で泣いたり騒いだりすることを回避することです。
2歳以下の子どものTVや動画などの接触は1日2時間以下が望ましいとされています。
長時間スマホを使用し続けることで以下のような影響を及ぼすとされています。
直接的コミュニケーションが基本であり、
目と目を合わせてふれあいながら育児をするのが大切です。
それが少ないと共感性の乏しい子どもになってしまう危険があると言われています。
共感性とは、相手の立場になって考えることで養われていくもの。
スマホを使った育児が当たり前になっている環境では、
動画からの一方通行の発信になるので共感性を養うのは難しいといえます。
人と目を合わせてコミュニケーションをとることに慣れていないと、
相手の目を見るという習慣がつきにくく、共感性は人間関係にも
大きく影響するものだといえますので、注意が必要です。
子どもが発した言葉に対して、大人が答えることで言葉が発達していくとされています。
例えば、犬の絵を見て「わんわん」と言ったとき、「そうだね、わんわんだね」と
大人が返すことで理解が深まるとされています。
動画からの情報に対し、子どもが言葉を発しても、返ってくることがないので、
言葉の発達という面でも悪影響が出るとされています。
その他にも、視力の低下・スマホ依存症などが考えられます。
電車や病院の待ち時間など、公共の場で子どもを静かにさせるために
スマホを使って動画を見せているお母さんは少なくないと思います。
なんとなく見せるのではなくいつスマホを使用するのかシチュエーションを決めて使いましょう。
夕ご飯を作っている時だけ、車での移動中だけなど、家族で話し合い
そのシチュエーション以外は使用しないことで、依存する可能性が減っていきます。
スマホの使用を1番にせず、「好きなおやつを与える」「好きなおもちゃを与える」など、
スマホ以外の方法を試して、どれも効果がなければスマホを使用するというルールを決めましょう。
一緒に見ることで、動画に出てくるものの名前や鳴き声、音などを一緒に発することで、
親子のコミュニケーションを図りましょう。
また、お話が上手になったら感想を聞いてみることで、
一方通行になりがちな動画鑑賞がコミュニケーションのきっかけになるでしょう。
まったく見せないほうがいいという「理想」はありますが、
子どもの気分によってどんな方法もうまくいかないときもありますよね。
スマホを使用することでお母さんのストレスも軽減され、
親子にとってハッピーになることもあると思います。
「見せてはいけない」と、時間やシチュエーションを決めたり、
スマホ以外のおもちゃや遊びの楽しさも伝えられるようにしたり、
できるだけスマホを使用しない環境づくりを目指しましょう。