ごっこ遊びで育つもの | 白ゆりベビースクール

埼玉県唯一の0歳,1歳,2歳児に特化した幼児教室 白ゆりベビースクール

2022.05.10

ごっこ遊びで育つもの

ごっこ遊びが盛んなのは3歳前後と言われますが

0歳児にも5歳児その年齢なりの「ごっこ」があります。

子供の成長・発達に伴い、どの様な内容になっていくのでしょうか。

ごっこあそびとは?

 ごっこあそびの根本は「何かになりきる」ということ。

それが成長に伴い、場や物を何かに見立てることで

イメージが具現化され、周りの人と互いのイメージを

共有して楽しむようになる…

これがいわゆる「ごっこ遊び」ではないでしょうか。

良く対比されるのは、ルールのある遊びです。

決められたルールという制限を知ったうえで、

その中で勝つためにはどうしたらよいかを考えながら遊ぶ。

決まりがなく、勝敗もゴールもないごっこ遊びとは対照的です。

また、構成遊びも対照的な遊びの一つです。

パズルや型はめなど決まった形や数というものによって

きめられてルールがあり、その中で楽しむものであり、

この遊びで必要なのは思考力や見通す力手先の器用さなどです。

一方ごっこあそびではその時々を楽しんでいるので

早期から楽しめるのがごっこ遊びだといえます。

お友だちとイメージ共有するのでコミュニケーションも重要。

そう考えるとあらゆる力が育つ遊びです。

ごっこあそびを通して子供には育まれる能力について

創造性

ごっこあそびでは、子どもなりに場面を

イメージしながら遊ぶため想像力や発想力を育みます。

ブロックや積み木をご飯に見立てたり、

遊びに必要なお家やおもちゃなどを作ったり

必要に応じて道具を用意する想像力にも繋がります。

社会性

おままごとやお店屋さんごっこでは身近な日常生活における

役割を認識するようになり、社会のルールや場面に適した

言葉使いを学ぶというねらいもあります。

そしてごっこあそびを通して小さな社会を体験するため、

決まりの必要性を遊びの中で実感するシーンもあると思います。

協調性・コミュニケーション能力

ごっこあそびには、ゼロから子ども同士でイメージを

膨らませて共有しながら遊ぶことから、

協調性や言語能力を育むという区割りもあります。

その時々の状況に合わせた言葉使いを選んだり、

他者とコミュニケーションを取りその楽しさを知ることもねらいの一つです。

思考力

ごっこあそびの中で「もっとこうしたい。」とイメージを

形にするために試行錯誤する姿もあるでしょう。

そうした工夫や模索をすることが子どもの

思考力の芽生えに繋がっていきます。

心理的な発達

何者かになりきって、他者の立場での振る舞いを考える

ごっこあそびは、子どもの情緒面発達にも役立ちます。

他者の立場を体験することで

「お母さんはやることがたくさんあって忙しい」

「お店屋さんはお客さんにありがとうと言われたらうれしい。」

など、ほかの人の気持ちに気付くきっかけになります。

 

0歳児 ごっこのたまご期

 動作を楽しむ時期

0~1歳は人や物との出会いの時期。すべてが興味深く、

見て触って、音を出して、感覚で確かめていきます。

「まねっこ」や「つもり」の意識はないけれど、袋に物を入れて

歩いている姿を見て「行ってらっしゃい。」と声をかけるだけで

十分に楽しく、後のまねっこ遊びにつながる動作です。

1歳児 ごっこ芽生え期

○○のつもり

0歳児の姿から1歩進んで、「○○のつもり」という、

少し意思をもった動きやしぐさが見られるようになります。

つもりの対象になるのは「食べる」「車に乗る」など

子どもの日常場面。お父さんやお母さんなど身近な人の行動をします。

1歳児の段階ではまだ、ヒーローやお姫様は登場しません。

また、場面の設定や役割分担はなく自分の思い出ある一場面を

楽しみます。お友だちの姿を見て同じことをしようとしますが

関わって遊ぶところまではいきません。

2歳児 ごっこ開花期

 場面の設定ができる

2歳児になると「ごっこあそび」らしい姿が出てきます。

子ども同士のやり取りが見られ、それが遊びになり、

「おうち」「園」「病院」などの場面を作っていきます。

再現する内容が身近な生活から出ているのは1歳児と同じですが、

部分的な動作だけに止まらず、「~だから~してる。」と場面設定もし始めます。

道具がそろっていなくてもなりきる力が抜群なので子ども同士で

イメージを共有し、言葉のやり取りも見られるようになります。