「こんな時、どうしたらいいの? 親の一言で子どもの行動が変わる!?」 | 白ゆりベビースクール

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2022.05.12

「こんな時、どうしたらいいの? 親の一言で子どもの行動が変わる!?」

日常の子育ての中で「こんな時どうしたらいいの?」「今日も怒ってばっかりだな」と

子どもとの楽しいひとときを過ごす反面、「この言い方でいいのかな?」と悩まれる

お母さんやお父さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

子どもは親の思い通りには動いてくれないこともよくありますよね。

だからつい声を荒げたり、頭ごなしに叱ってしまうことがあると思います。

しかし、1日が終わり、我が子のかわいい寝顔を見たときに

「なんでもっと優しく言えなかったんだろう?」と後悔と反省をする日も

多いことでしょう。

そこで今回はちょっと言葉を言い換えるだけで、子どもの行動が変わる

「すぐに試してみたい!親の声掛け」を以下にまとめました。

これを読めば、子育てがぐーんと楽になるはずです!

「次の電柱までママ・パパと競争してみない?」

子どもは遊ぶのが大好き!でもすぐに疲れちゃう子もいます。

そんな中、今日はもうちょっとだけ頑張ってほしい時に「歩けるんだから、

ちゃんと歩きなさい!」と、咄嗟にこのような言葉をお子さまに発してはいませんか?

まず、子どもが歩きたがらない理由は2つあります。

1つは単純な「疲れ」。2つ目は「甘え」です。

大人でも疲れれば歩くのが面倒なように、甘えたい盛りの低年齢児ですと尚更です。

「疲れて、面倒なこと」を「楽しいこと」に変える工夫が必要なのです。

「疲れているので歩きたくない」という感情を忘れさせるために、お子さんに

「何か別の行動」をさせればよいのです。

歩くのが面倒になってしまったお子さんに「パパ・ママと競争してみない?」

まさに、「ただ歩く」という行為を「パパ・ママとの競争」というゲームに捉えさせる、別の変換をさせることがポイントです。

子どもは楽しいことが大好きです。そうした心理をうまくくすぐってみると良いでしょう。

「今日だけはやってあげるね!次は自分でがんばろう!」

本来なら、もう自分でできることなのに、急にママ・パパにやってもらいたがる時は

ありませんか?「そろそろ自立してほしい」とイライラしてしまう場面ですよね。

子どもの心の成長というのは、急に「3歩進んだ」と思ったら「2歩戻る」。

そんなことの繰り返しです。

まずは子どもの気持ちに寄り添ってあげて「今回だけは特別だよ」ということを

意識させ、「今度は自分で頑張ってほしい」ということを伝えてみるのです。

また同じような行動が見られたら、「あれ?この間は特別にママ/パパが

やってあげたけど、今度は自分でやるって約束したと思うんだけどなー?」と

優しく一度言ってみてください。

それでもダメだったら、また前回と同じように親がやってあげつつも

次は自分で頑張ることを約束させる、ということを繰り返していきましょう。

「この2つのうち、どっちがいいと思う?」

子どもの自立心が芽生えてくると、洋服選びの1つも困難に思う時がありますよね。

子どもが洋服を着替えない理由も様々です。今やりたいことをがほかにあったり

ただただ自由欲求を奪われるのが嫌だったり、面倒くさいだけだったり・・・。

親が自分の思い通りに子どもが動かないからと言って、「もう勝手にしなさい」と

突き放してしまうのはNGです。

そこで一言変えてみたいのが、お子さんに選択肢を与えることです。

自分で決めることは幸福感を味わえるとともに自尊心や自分の選択への満足度も高く

なるのです。

ここでのポイントは、選択肢を2つくらいに絞ることです。選択肢が4つや5つも

あると、かえって選びにくくなってしまうので注意が必要です。

 

どうでしたか?

大人のたったの一言・心がけの変化で子どもの行動に大きな変化が見られてきます。

なかなか子育てをしていく中で親の思い通りにいかないことも多いと思いますが

成功や失敗を通して、親も学び人として成長していきます。

親のエゴや理想を子どもに押し付けるのではなく、子どもたちが社会生活で

必要なマナーや行動を学べるように正しく導いてあげたいものですね。