幼児教育で注目される立腰。主体性が身につく等の様々な効果が! | 白ゆりベビースクール

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2020.05.27

幼児教育で注目される立腰。主体性が身につく等の様々な効果が!

みなさんは、立腰という言葉をご存知ですか??

立腰は、教育哲学者である森信三先生が提唱する生活の基本姿勢で、その有用性から、多くの学校や企業の教育に取り入れられてきました。

白ゆりベビースクールでも、日常的に立腰を取り入れています。

今日は、立腰とはどのようなものなのか、どんな効果があるのか、お伝えしていきます!

立腰とは、体の中心である腰骨を立てること

立腰とは、腰骨を立て姿勢を正すことです。

森先生は、人間は心身相即(しんしんそうそく)の生き物なので、心を立てるには、姿勢を整えることが不可欠だと説かれています。

立腰の基本姿勢は、以下の通りです。
椅子がある場合は、チャレンジしてみてください。

1.椅子に浅く腰掛ける
2.お尻を思いっきり後ろに突き出す
3.反対に腰骨を前へ突き出す
4.下腹に力を入れ肩の力を抜き持続する

腰は、上半身と下半身をつなぐ、体の中心です。

漢字で見ても「肉月(にくづき)に要」と書くように、腰は身体の要となる重要な部位であることがわかります。

慣用句にも、真剣になって本気で取り組むという意味で「本腰を入れる」という言葉がありますね。

何かをやり遂げるには、身体の中心である腰をしっかりと据えて、取り組む必要があるのです。

主体性と自立心を養う、立腰の理念

立腰は、心も身体も元気になる生活の基本姿勢です。

実際にやってみていただけるとわかると思いますが、正しい姿勢を維持するには、とても根気がいります。

誰に言われなくても、自分自身が正しい姿勢をいつも心掛け、気にかけていなくてはなりません。

森先生は、立腰についてこのように述べています。

「人間はどれだけ良い先生に恵まれ、良い教えを受けたとしても、自分で自分を律することができなければ、自立は難しい。

自律は、自立に通じます。この立腰を行うことによって、主体性のある人間として、自らを律することができるのです」

本当にこの言葉どおりだと思いますが、どんなに素晴らしい教えを請いても、結局やるのは自分です。

「姿勢を正す」という基本的な所作にも、主体性や自立心が宿っています。

立腰がもたらす、さまざまな効果

立腰の時間

立腰には、主体性、自立心を鍛える効果がありますが、そのほかにも、以下のような効果を期待できます。

1.やる気がおこる
2.集中力がつく
3.持続力がつく
4.頭脳が冴える
5.勉強が楽しくなる
6.成績がよくなる
7.行動が俊敏になる
8.バランス感覚がよくなる
9.内蔵の動きがよくなる
10.スタイルがよくなる

たかが姿勢と、侮れません!

白ゆりベビースクールでは、授業開始前などの節目に必ず立腰を行うようにしています。

立腰の時間になると、おしゃべりをやめて、自分の姿勢にひたすら集中します。

先生に姿勢をなおしてもらう様子

先生に姿勢を正してもらいながら、真剣に自分の身体に向き合う時間になっています。

立腰で姿勢をシャキッとさせたら、頭を切り替えて、授業開始です!

立腰は、椅子さえあればどこでもできます。ぜひ、お子さんと一緒におうちでもトライしてみてください。

正しい姿勢で、心身ともに健やかな毎日をおくりましょう。