参観日を楽しむ3つのポイント! | 白ゆりベビースクール

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2020.11.18

参観日を楽しむ3つのポイント!

新型コロナウイルスの影響が懸念され、外出や集合が気になる昨今。
お子様の日常を知る参観日は、貴重なものです。

貴重な参観日であるからこそ、期待が上がってしまうもの。
しかし、参観日に「ずっと泣いてる・・・。」とがっかりしたことはないでしょうか?

参観は、多くの保護者が来るため、普段と違う環境になります。
慣れていないと不安を感じる子がいるのも無理はありません。

今回は、心に余裕をもって参観を楽しむ3つのポイントをご紹介します。
参観は子どもが成長するきっかけとなります。
とても簡単なことですので、再確認の意味でご覧いただければと思います。

ポイント1:自分の子どもと、他の子を比べる参観はやめましょう!

参観日の瞬間がその子の成長のすべてではありません

「泣いている」「座らずに立っている」など、気になるポイントが見つかるほど、他の子がしっかりできている部分が目につき、焦りが出てしまいます。

他のお子さまと比べてしまう気持ちもわかりますが、今日から比較することをやめましょう!

参観は、一話完結ではなく、これからも続いていくものなのです。

例えば、「絵本を読むことが好きなAさん」と「かけっこが好きなBくん」がいるとします。

Aさんは日頃からお家で絵本を楽しむ習慣があり、寝る前に必ずお気に入りを1冊読んでいます。

反対にBくんは、1人歩きできるのも早く、冬でも元気に運動をして汗をかいているような生活をしているとします。

この場合、AさんとBくんどちらが座って話を聞く活動が得意でしょうか?

また、どちらが体操遊びが得意でしょうか?

一概には言い切れないですが、予想はつくかと思います。比較はフェアではないことが大きいのです。

比較は、子どもの成長にプラスにはなりません

家庭環境・兄弟構成・好奇心の大きさ・社会経験などいろいろな要素があり1人の子が成長していきます。

参観日もそうですが、同年齢の子どもたちが集まる機会で、子ども同士を比較をすることは、お子様の成長にプラスになりにくいと考えています。

比較すると、どうしても欠点に目を向けられることが多いからです。それが子どもへの指摘に変わると、子どもはやる気を失ってしまいます。

では、どうすればいいのかを「ポイント2」で解説します。

ポイント2:「良くなったこと」をどんどん見つけましょう!

比較するなら、以前のお子さまの様子と比べましょう

幼児期の子どもの成長スピードは早く、確実に成長していきます。

以前よりできるようになったことがたくさんあるはずです。

比べるなら、以前のお子さまの様子と比べてあげて、どこが良くなったかという見方を意識することで前向きな参観になります。

ご家庭とはちがう頑張りを探すのも面白いかもしれません。

そして、できればメモにして記録していきます。(スマホのリマインダーなどもおすすめ)

良い所がどんどん増えていくことで、子どもへの理解が深まり欠点の伸ばし方のヒントにもなります。

3回記録するだけでも優秀なデータになりますよ!

子どもを変えるのではなく、大人の見方が変わることが重要

「ずっと泣いてたので探せません・・・。」となった場合は、むしろ大チャンスです。
なぜなら次回は「良いところ」ばかりになるからです!

お父さん・お母さんが前向きなら、お子さまも前向きに活動ができる参観を見ていただける日がきます。

「子どもを変えるためには大人が変わる」という点も大事なポイントかもしれません。

ポイント3:参観後は褒める、または励ます

頑張りを認めると、力を発揮しやすくなります

いつもと違った教室の雰囲気の中で、子どもたちは一生懸命頑張りました。

その頑張りを、大好きなお父さん・お母さんから褒めてもらえれば自信がつきます。

泣いてしまっても、励ましてもらえれば「次はできるかも」と思えます。

参観後は、子どもの心に寄り添う時間を作ってあげてください。

「参観日を頑張ってくれてありがとう!」この気持ちをどうかお子様にプレゼントしてあげてください。

以上が参観を楽しむ3つのポイントですが、これらは、「子どもの欠点に目を瞑ってほしい」という提案ではありません。

「ダメ!」や「やりなさい!」という欠点の指摘は、決断力の欠如や親の目を気にして、本来の力が発揮できなくなってしまう恐れがあります。

幼児期の子どもたちにとって、「遊び」「教室での活動」に集中して試行錯誤することはとても重要です。

大人からのネガティブな指摘によって、それを避ける原因を作らないようにしたいものです。

不得意なことは、得意な面を伸ばすと改善していきます

欠点の改善には、得意分野と併せて伸ばしていくという方法もあります。

例えば、言葉の理解を強化したいなら、好きな音楽を聴くことで、言葉を理解する力を向上していくなど、脳は相互的に成長していく仕組みがあります。

様々な活動を通して、好奇心を育み、その中でお子さまの得意・不得意を把握しながら、徐々に改善をしていくこともできます。

欠点は、良いところを伸ばすことで長所になりえると考えてみましょう!

わからないことや気になったことは、先生に相談をしてください。
先生は、お子さまの日常生活を一番知っています。

子どもは必ず成長していきます。
我が子だけ見続けるだけでなく、教室での調和を楽しみながら
参観を楽しんでいただきたいと思います。

今回ご紹介したのはほんの一部分ですが、心に留めていただければ幸いです。