最近はコロナ禍の中で公園に遊びに行ったりお外にお出かけするのも少し躊躇してしまいますよね。
その為、お家で過ごす時間が増え、室内遊びやテレビばかりになってしまいがち。
思い切り遊ぶことができず子どもにとっては大きなストレスになり子育てに大きな影響を及ぼすことも…
だからといって新しいおもちゃを買ったり、遊びのレパートリーを増やすのは大変ですよね。
しかし、いつもの室内遊びに一工夫・一言を加えるだけで子どもにとって大きな刺激になったり子ども自身いつもと違う遊び方を楽しむことができます!
今日は毎日の室内遊びをより楽しむための一工夫の仕方をご紹介したいと思います。
室内遊びといえばブロック遊びと言って良いほど子どもが大好きな室内遊びの一つですよね。
ブロックを組み立ててたり、さらにはブロックでおままごとをする子もいますよね。
これだけでも沢山のレパートリーのあるブロック遊びですが、今回は「色」に注目した遊び方を紹介したいと思います。
遊び方は簡単。
大人が「○○色をちょうだい」「○○色を集めてみて」等と一言声をかけます。このときにしっかりお手本の色を見せてあげてください。
伝えた色のブロックを渡してくれたら「ありがとう!」と伝えてあげてください。
もし違う色を持ってきても「ありがとう!これは○○色だね。○○ちゃん(くん)はこの色が好きなの?」等、間違えたことを責めたりせず、優しく接してあげてください。
このやりとりにより親子のコミュニケーションをとれたり、繰り返すことで色を覚えることにも繋がります。
子育て支援センターリリーでは毎日の「パターン活動」の中で「色カード(フラッシュカード)」を行っています。
おうち遊びの中でも色に触れる機会を増やしてみませんか?
子どもも大好きな子ども向けのYouTubeやテレビをつい見せてしまう…というような悩みをよく耳にします。最近は子ども向けの動画も増えてとても充実していますよね。
しかし、動画を見せるだけでなく、一工夫加えるだけで子どもにとってとても良い影響を及ぼすことができます。
それは子どもと一緒に動画を見たり、その動画のお話に大人も反応することです。
まだお話が上手にできない、理解が難しい月齢の子ども向けです。ただ見せるだけでも子どもは何かおもしろく感じることもあるでしょう。
しかしただずっと動画を見せるだけでは、親子のコミュニケーションの機会も減ってしまいます。
例えば、動画に「リンゴ」が出てきました。そのときには、「リンゴだね!おいしそう。○○くん(ちゃん)は好き?ママ(パパ)は好きだよ!」等会話のように話しかけます。
名詞や色、数字など沢山の題材が動画のなかにあふれていると思います。
それを踏まえて話しかけることにより名詞を覚えるきっかけになったり、親子のコミュニケーションを楽しむことにもなります。
沢山話しかけることは、子どもの発語にも大きな影響を及ぼすこともあります。
また、ある程度お話をしたり、理解ができるようになった子どもにはその動画に対して「どんなお話だった?」等その動画を見ての簡単な感想を聞きます。
そのように言葉をかけることにより子どもが自分で考える能力を育みます。もし大人も同じ動画を見て、共感することができたらさらに良いですね。