将来「自分を好きになり、周りの人を思いやれる人」
「壁にぶつかったときに乗り越えられ、何かに挑戦して学んでいける人」になるために今の時期の言葉かけが
とっても大切です。
1日の中で少しの時間でいいのでテレビやスマホから離れてお子さまとおしゃべりの時間を作るように心がけ
よりよい親子関係をつくりましょう!
親とは、間違いを指摘して正解を教えたり親の言うことを聞ける子にすること等と考えてしまいがちですが
実は「子どもの自己肯定感を育てること」になります。
自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」と感じる心の感覚です。
自己肯定感が育まれると「何かに挑戦して学んでいける」「前向きに切り替え、壁を乗り越えられる」
「相手の気持ちや立場を思いやれる」ようになります。
欠点も受け入れ、それも含めて「あなた」だということを実感させてあげることが大切です。
例えば、ごはんを作る時も、お子さまに「お母さん、ご飯作ってくるね!」と伝えてから行動するようにしましょう。
お母様に話しかけられることは「気に掛けてくれている」という安心感につながります。
まだ言葉が出ない子に対しても気に掛けていることを伝えていくことで大切です。
おしゃべりが上手になると、次から次へと切れ目なく話し掛けてくることもあるかもしれません。
そういう時に、「ああ、そう」「わかったわかった」等と投げやりな言葉しか返さなかったら
子どもが話しかけることが少なくなってしまいます。
乳幼児期から親子での会話をたっぷり交わしていくことで子どもの情緒が安定し
大きくなっても自然に会話が楽しめるようになるでしょう。
特別なことが出来た時だけ褒めていると褒めてもらいたくて嘘をつくようになります。
小さなことでも、当たり前のことでも出来たら、その場で口に出して褒めることが大切です。
悪いところや短所も個性として認め、否定はせず、社会のルールとして教えたい事は褒めた後に伝えていくようにしましょう。
何を聞きたいか明確にし、その答えが出るような質問をしましょう。
子どもが話したいタイミングと大人が聞きたいタイミングが同じとは限りません。
話したくなるまで質問攻めをしないように気をつけましょう。
「あのね…」と話し始めた子どもに対して「○○だったの?」と先に答えを言わずに「うん、うん」とうなずき子どもから言葉が出るまで待つようにしましょう。
ごはんを食べながら「おいしい~」といったら「おいしいね」、転んでしまって「痛かった」といったら「痛かったね」
「やりたくない!」にも「一人でやりたくない」「今はやりたくない」「ずっとはやりたくない」と
いろんなバリエーションがあります。
子どもの気持ちにぴったりの言葉をたくさん掛けてあげることで子どもと気持ちがつながります。
ぜひ、子どもたちと会話の触れ合いの時間を増やし、コミュニケーションをたくさんとっていきましょう!