6月になり、だんだんと雨の日が多くなってきます。せっかくの休日が雨になると、外に
も遊びに行けず、家の中の限られた中で遊ぶ時間が増えてくるのではないかと思います。
そんなとき、家の中でどんなことをすると子どもたちは楽しく過ごすことができるでしょ
うか。何をすればいいのか分からない保護者の方も多いのではないでしょうか。今回は、
そんな雨の日にできる遊びをご紹介していきます。
ではまず、雨の日でも子どもたちが夢中になって遊ぶことができる遊びを年齢別にいくつ
かご紹介させていただきます。

0～2歳について

0～2歳の子どもたちは、なんでも口に入れてしまうため家で遊ぶ際には注意が必要になっ
てきます。あまり小さなおもちゃではなく、害の少ない安全な素材のおもちゃを使って遊
ぶことがおすすめです。
0～2歳の子どもたちにおすすめな雨の日の遊びは、新聞紙を破ったりぐしゃぐしゃに丸め
てみたりすることです。
0～2歳の子どもたちは普段聞かない様々な音に興味を持ちます。そのため身近にある新聞
紙やチラシなどの紙を使って自由に破るだけでも夢中に遊ぶことができます。

3歳について

年少さんになり集団活動を始めた3歳の子どもたちは、発達段階として「ひとり遊び」を
行うと言われています。このひとり遊びは、ただ単に一人で遊ぶことを好んで行うという
わけではなく、周りの環境から自分でできそうなことを探して行っていきます。
そんな3歳の子どもたちにおすすめの雨の日の遊びは、リズムに合わせてダンスを踊った
り、保護者の方と一緒に折り紙をしたりすることです。
全身運動を行うことで体力をつけ、体の動かし方も自分で体感してわかるためおすすめで
す。

4歳について

4歳の発達段階として約束事が理解できるようになります。また、疑問に思ったことをた
くさん尋ねてくるようになります。そのため家でのお手伝いや料理の簡単な作業を行うこ
とも良いと思います。
そんな4歳の雨の日のおすすめ遊びは、おままごとや工作です。お母さんがやっている料
理の様子をまねして行ったり、簡単な工作を行ったりすることで手指の感覚を養うことが
できます。

5～6歳について

5歳になると、ほかの友達と協力して何かを成し遂げようとしたり、チーム形式になって
遊んだりとみんなで遊ぶ楽しさを覚えます。
そんな5歳の子どもたちにおすすめなのが、トランプやカルタなどを使ったカードゲーム
です。簡単なルールを覚えて楽しむことができるので、家族みんなでババ抜きをすると楽
しむことができると思います。
雨の日は、あまりいいイメージを持つことが難しいですが、外で遊ぶよりも子どもたちの
近くで遊ぶことができる、外ではできない遊びも多くあるといったようにメリットがたく
さんあります。ゆったりとした時間を過ごしたり、おうちの中でも体を動かしてみたり、
たくさん楽しんでくださいね。