幼稚園から帰ってきたお子様から『今日はこんなもの作ったよ!』と自慢げに製作物を渡されるお母様お父様も多いのではないでしょうか?
幼稚園、学童保育で行う製作遊びは、子ども達をどのように育てたいかという「ねらい」に基づいた内容で実施されています。
今回はこの製作遊びのねらいをご紹介します。
例えば、5月のこどもの日ならこいのぼりや柏餅、12月のクリスマスならツリーやサンタさんなど、
幼稚園では季節の行事に合わせた製作遊びをする事で、子ども達が季節の行事や文化について自然と
興味を持ったり、勉強をする事が出来ます。
同じ製作物を作っていても、年齢や性格などでそれぞれ全く違う形の物ができあがる事もあります。
製作遊びでは子ども達は頭の中にあるイメージを目に見えるように色々な方法で表現するという作業を通して、
想像力を膨らませてながら、感性を育てていくことができます。
製作の作業中、先生へだけではなく、子ども達同士でも「ここどうやるの?」「こんな模様にしたよ!」など、
たくさんの声かけが聞こえて来ます。お手本や他の子の作品を見て、自分のアイデアが浮かぶ子もいるようです。
製作遊びを通して、性別や年齢関係無く子ども達同士で交流することで、コミュニケーション能力を育てることができます。
製作遊びは、作る楽しさだけでなく子ども達の感性や想像力を育てる効果にも期待できます。
お天気が不安定でなかなか外に出られない梅雨の時期ですが、そんな時はお家など
身近な素材でお子様と 一緒に製作遊びをしてみるのはいかがでしょうか?