子どもの頃から誰しも慣れ親しんでいる絵本。小さい頃、お父さん、
お母さんに読んでもらったことを覚えている人も多いと思います。
今幼児教育において絵本の効果が期待されています。
「絵本の読み聞かせっていいって聞くけど、どんな本を読み聞かせしたらいいの?」
「絵本がたくさんありすぎてどれを選んでいいか分からない」と思う人も多いはず。
今回は絵本の効果とちょっとした選び方のポイントを紹介します!
0歳児の赤ちゃんは人から「聞く」ことによって言葉を学びます。子どもに読み聞かせることにより、あかちゃんは多くの言葉を「聞き」多くの「言葉」を覚えていきます。また文字が読めるようになると子ども自身で文字を読むことができ、さらに多くの言葉を獲得していきます。
絵本は活字本と違い、「絵」があります。読み聞かせの場合、絵を見ながらその場面でどんなことが起こっているのかを想像します。様々な絵本に触れることで、自分の身近なことから、空想の世界まで、想像力を大きく働かせることができ、豊かな想像力を身につけることができるのです。
子どもは絵本に夢中になると絵本の中に出てくるキャラクターに共感したり、なりきったりします。はよく「もう1回読んで!」と言ったり、絵本のキャラクターと同じことをしたりしますが、この瞬間、子どもは「普段の自分とは違う自分」になり、様様な感情を共感・体験することになります。絵本を通じて、多くの感情の体験することができ情操教育につながっていくのです。
「はらぺこあむし」(エリック・カール)
「かいじゅうたちのいるところ」(モーリス・センダック)
「しろくまちゃんのほっとけーき」(わかやま けん) 参照アマゾンブック
といった有名な絵本は子ども頃読んだことがあるか、見たことがある人も多いのでは?
歴史のある本や、最近話題の絵本まで、何万とある絵本からお気に入りの絵本を探すのは大変かもしれません。まずは有名どころからといった気持ちで絵本を手に取るのもありです。図書館・書店・インターネットでおすすめ本を調べてみるのもいいかもしれませんね。
絵本の裏表紙には絵本の発行年月日や増刷回数が記載されています。あまり聞いたことがない絵本でも発行年月日が古いものであれば歴史的に長く読まれている絵本、増刷回数が多ければ、それだけ人気が高い本であるということが分かります。また中には文学賞といった賞を受賞している絵本もあります。受賞した賞が記載されている本を選ぶものいいでしょう。普段はあまり見ない裏表紙を参考にしてみるといいかもしれませんね。
絵本選びに目安はあるかもしれませんが、きまりはありません。直感的に面白そう!いいかも!と思った本を選ぶのもいいですね。ただいきなり購入するのは戸惑いもあるので、まずは図書館・書店で実際のものをみるといいと思います。子どもをお出かけしながら一緒に絵本を選ぶ・・・という時間もいいかもしれませんね。きっと素敵な時間になると思います!
最近では、子どもだけでなく、絵本セラピスといった大人も絵本を楽しむことが増えてきているようです。ぜひ、自分にあったいい絵本を探してみてください!