まだ自分の思いを上手に言葉にすることはできませんが伝えたい気持ちが強く出て頻繁に指さしをするようになります。
初めて「ワンワン」「マンマ」など意味のある言葉(初語)が出てくる時期です。
その後、同じ「ママ」でも、(抱っこ)(どこ?)(ママのもの)など一語でいろいろな意味を表す一語文が出てきて、話す言葉は劇的に増えてきます。
☆一語文で気持ちを伝えてきます、上手に受けとめてください。
「パパ、来た」など単語を二語文で話し始めます。最初に出る言葉は名詞が多く、そのあと動詞や形容詞が続きます。
☆絵本などからたくさんの言葉に触れ楽しみましょう
「パパ、外行った」など名詞と動詞を組み合わせ3~4語で文章を構成して話すようになります。
この頃の語彙数は100~200語になります。
「ええと、〇〇ちゃんは、このケーキにする」など間投詞や接続詞を使って文を構成して話すようになります。
日常生活に支障がない文法や言葉がほぼ習得される時期です。
☆好奇心が出てきて「どうして?」「なんで?」と疑問に思うことが増える時期です。
言葉の獲得のピークとなります。言葉でのコミュニケーションは取れますが、適切な応答は難しいです。
☆面白い!と思った言葉を真似る時期です。
語彙数は2000語程度に達します。
文字と特定の音との対応についての音韻意識(単語の音の数や順番)が高まり「絵本をながめる」「拾い読みをする」「しりとりなどの言葉遊びをする」など
生活の中で読み書きに関連した行動をするプレリテラシーを身に付けます。
☆お友達にお手紙を書きたくなるようになります。
赤ちゃんの言葉はパパやママとの温かいふれ合いの中で育まれていきます。
パパやママの表情から感情を読み取り、「もっと話したい」「伝えたい」といった欲求を持つことが言葉の発達には重要です。
優しい笑顔や言葉をかけてあげることで親子関係の信頼と愛着を築きあげてください。