オムツからパンツになり、トイレに行けるようになるためのトレーニング。
いつからはじめたらいい?
早いうちからオマルに慣れた方がいい?
トイレトレーニングをはじめたら、オムツは使わない方がいい?
・・・などなど、Baby白ゆりにもトイレトレーニングについて、多くのお悩みが寄せられます。
今回は、お悩みの多いトイレトレーニングについて、よくいただくご相談をご紹介したいと思います。
お子さまが歩けるようになってからはじめましょう。
目安として、2歳くらいでよいと思います。
そのくらいの歳になると膀胱が十分に大きくなり、おしっこを貯められる量が増え、おしっこの間隔が空いてきます。
そして、「おしっこ出た?」と聞いたら答えられるくらいに、会話ができるようになっているかも大切なポイントです。
早くはじめたからといって、早くオムツを卒業できるわけでもありません。
焦らずに、お子さまの身体の成長を待ってあげましょう。
リリーに入ったばかりの1歳4か月のこどもたちは、まだオムツの外れていない子たちばかりです。
ご家庭での様子を伺いながら、こどもたちのペースでトイレトレーニングを進めています。
トイレトレーニングの時期は、夏がオススメです。
冬は濡れてしまうと寒いですが、夏は汗をかく分、おしっこの出る量や回数も減るので、失敗してもお母さまとお子さまへの負担が少ないです。
服も薄手で、着替えるのも洗濯も楽ですよね。
ただ、冬だからといって、うまく進められないということはありません。
身体が十分に発達していれば、季節関係なくトレーニングは進めることができますよ。
寒い時期にトイレトレーニングをする場合、トイレが嫌なものにならないよう便座を温めたり、暖かいカバーをつけるといいですね。
暖かいお部屋でおまるにするのもいいと思います。
トイレトレーニング開始前から、おまるやトイレに慣れさせる必要はないと思います。
何をするものなのかわからない状態で、おまるやトイレに座らせると、おまるを遊ぶものだ、オモチャだ、と思ってしまうかもしれません。
おまるやトイレに座らせるのは、トイレトレーニングをはじめてからで大丈夫ですよ。
トイレトレーニングは、「トイレに行く」ことに興味を持ってもらうことからはじめます。
上に兄姉がいたり、ペットを飼っているおうちなら、「トイレで、おしっこやうんちをすること」を目にすることがあると思いますが、
そうではない場合は、おうちの方がトイレに行くのを見せたり、絵本などを使ってみてもよいかもしれません。
リリーでは、まだオムツのこどもたちが、他のおともだちがトイレに行く様子を見ているので、おしっこは「トイレでするもの」という意識が自然とできます。
無作為にトイレに連れていくのではなく、トイレに行くタイミングを決めましょう。
たとえば、お昼寝から起きた時、ごはんを食べる前、お出かけから帰ってきた後に
オムツが濡れていなかったら、トイレやおまるに座らせて「おしっこしてみようね」と声かけしてみる・・・くらいのペースで良いですよ。
それを繰り返していくうちに、「おしっこはトイレでするもの」という意識や、「おしっこに行くタイミング」が掴めてくると思います。
あんまり根詰めて進めてしまうと、お母さまもお子さまも疲れてしまうので、無理はせずに決めた時間だけトイレに座らせてみるといいでしょう。
うまくおしっこやうんちができたら、「おしっこ上手にできたね」といっぱい褒めてあげてください。
できなくても「ちゃんとトイレにいけたね」と褒めてあげてくださいね。
急にパンツに変えたりせず、最初はオムツの状態ではじめましょう。
トイレに行く前にオムツが濡れていないことが増えてきたら、昼間はパンツにしてみるといいと思います。
夜間も同じように、朝、オムツが濡れていないことが増えたら、パンツにしてみましょう。
もし失敗してしまっても、叱ることなく、受け止めてあげてください。
リリーでは、ご家庭と連携してトイレトレーニングを行っています。
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家庭と連携し、無理なく進むトイレトレーニング
リリーでの様子は、お迎えのときやお電話などで
「今日もおトイレで上手におしっこできたんですよ。」
「そろそろパンツでのトレーニングをはじめてみましょうか。」
というように、園での様子やトレーニングの時期などをお声がけしています。
初めてのトイレトレーニング。うまく出来ないことや不安に思うこと、何でも気軽に相談してください。
無理なく一緒に進めていきましょう。