リリーでは、衛生的な保育環境を提供するため、消毒や換気などをこまめに行っています。
とくに子どもたちが直接手を触れる食器や机などは、衛生管理を徹底しています。
菌は、熱に弱く、一定の温度と時間で加熱することで死滅させることができます。
例えば、食中毒の原因菌の一つであるサルモネラ菌の場合は、65度の温度で3分間加熱することで死滅します。
大多数の菌が、75度の熱を加えると死滅すると言われているので、食器の十分な加熱と乾燥は、除菌に有効です。
リリーでは、午前と午後におやつの時間がありますが、使ったお皿は、食器洗浄器でよく洗ったあと、熱風消毒保管庫に入れて30分間の消毒を行っています。
保管庫内は約70度~80度の高温なので、ほとんどの菌を死滅させることができます。
子どもたちが大好きなおやつの時間を、安心して楽しんでもらいたいので子どもたちが触れる場所には、常に気を配っています。
よく消毒に用いられているアルコールは殺菌性が高いですが、アルコールの成分によって肌が乾燥し、人によってはかぶれてしまうことがあります。
とくに幼い子どもの皮膚は薄く、バリア機能が大人と比べて未熟なので、肌に負担をかけずに除菌することが大切です。
そこでリリーでは、酸性水を使用して除菌するようにしています。
酸性水は、水と塩でできており高い除菌力がありますが、肌がかぶれにくく、小さな子どもが手に触れても安心です。
教室など、いろいろな場所に置いてあるので、いつでも清潔さを保てるようにしています!
また、手洗いが習慣化するよう、お食事の前、外から帰ってきた後などの決まったタイミングで「手を洗おうね!」と積極的に声かけをしています。
子どもたちは一生懸命、丁寧に手を洗ってくれています。
手を洗った後は、使い捨てのペーパータオルで拭いてもらい、タオルを共用で使うことのないようにしています。
今後もこまめな除菌、声かけで、「万が一」を未然に防げるよう徹底していきます!
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