冬は、空気が乾燥して、ウイルスや風邪菌が活発になっています。
ウイルスに対抗するためには、身体の免疫機能を高めていく必要があります。
今日は、子どもの免疫力の高め方について、お話していきます。
免疫とは、病気の原因菌やウイルスなどから守ってくれる、身体の仕組みです。
免疫が発達していれば、免疫細胞が、悪い菌と戦ってくれて、私たちの健康を保ってくれます。
しかし、ストレスを受けたり、体力が低下している状態になると、免疫力は低下してしまい、病気にかかりやすくなってしまいます。
子どもが頻繁に風邪を引くのは、免疫力が弱いためです。
子どもの免疫力は、乳幼児期から急激に発達していき、12歳頃でピークを迎えます。
この世で生きていくためには、いろんなウイルスへの抵抗が必要です。
抵抗を高めて免疫力をつけるには、どんな生活をすれば良いのでしょうか。
免疫力をつけるために大切なポイントをまとめました。
規則正しい生活をして、栄養をとることは大前提としてありますが、太陽の光を浴びる習慣をつけることが大切です。
陽の光を浴びると、身体の中でビタミンDが生成されます。
ビタミンDには、骨を強くし、必要な免疫機能を促進する効果があります。
長時間陽の光を浴びてしまうと、紫外線による悪影響が出てしまうので、1日に1時間を目安と考えていただければと思います。
砂場でどろんこ遊びをしたり、土や芝生の上を走り回ったり、外遊びをしてウイルスや雑菌にさらされることで免疫力が高まっていきます。
今の時代は、携帯ゲーム機やスマートフォンの普及によって、屋内での一人遊びが多くなっていますので、自然の中でのびのびと遊ぶ機会を作ってあげることが大切です。
夜寝ている間は、成長ホルモンが分泌されています。
成長ホルモンには、身長を伸ばしたり、身体が修復されたり、免疫を高める役割があります。
睡眠時間が同じであっても、夜12時前に寝るのと、12時を過ぎてから寝るのでは、睡眠の質が変わってくると言います。
なるべく早めに就寝することが、免疫力アップに繋がります。
子育て支援センター リリーには、毎日お外遊びをする時間があります。
サッカーコート一面分ほどある芝生の上には、たくさんの安田式遊具が設置されており、外遊びの環境が充実しています。
▼安田式遊具について
自発的な行動・意欲を育てる安田式体育遊び
子どもの体幹を鍛える効果。運動能力、学習意欲の向上など、身体面・心理面でプラスに!
・仕事や家事が忙しくて、子どもを外遊びに連れていく時間がない
・近くに公園などの遊び場がない
など、なかなか外遊びできる環境がない場合は、リリーのように広い園庭があったり、お外遊びの時間がある保育施設にお子さまを預けられる方法もあると思います。
幼児期は、運動能力が伸びる時期なので、お外で思いっきり遊ばせてあげてくださいね。