幼児期の英語教育 | 白ゆりベビースクール

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2021.01.11

幼児期の英語教育

今年度(2020年)から、小学校の英語教育がスタートしましたね。

オリンピック開催もあり、英語への関心や需要が高まっている昨今ですが、我が子に英語を学ばせたい!という親御さんの声も多く聞きます。

ある研究によると、二言語を習得した子どもと、そうではない子どもでは、自己をコントロールする力に差が出ることがわかっています。

そこで今日は、幼児期の英語教育についてお話をしていきたいと思います。

勉強という意識がなくはじめられる、幼児期の英語

これまでの日本の英語教育は、コミュニケーションの手段という教え方ではなく、成績をつけたり、評価するための教科の一つであったと思います。

試験などの結果で評価されるので、悪い成績を取れば苦手意識を持ってしまうこともありますよね。

しかし本来言語とは、コミュニケーションの手段の一つですので、勉強でつまづいたことによって苦手意識を持ってしまうのは、勿体無いことだと思います。

では、幼児期の子どもが英語を学んだ場合はどうでしょう。

幼児期の頃は、まだ勉強という概念がなく、日本語を覚えるような感覚で柔軟に英語と接することができます。

そのため、コミュニケーションとしての英語が身につきやすい時期と言えるのではないでしょうか。

早期英語教育の懸念点

早期英語教育について、こんな懸念が出ているようです。

日本語もおぼつかない幼児期に、英語を習わせることによって、混乱してしまうのではないか??

おかしな日本語の癖がついてしまうのではないか、というものです。

しかし、日本以外の国では、幼い頃から二か国語を習得することが普通である国もあり、また、そういった国々で、早期英語教育をしたことによって、母国語の学習に悪い影響がでたという根拠を示すデータはないようです。

そのため、前述の懸念は稀有なものと考えて良いと思います。

幼児期の二言語習得

冒頭でお話ししたように、親御さんの中には、我が子には英語を喋れるようになってほしいと願われる方が多いように思います。

母国語以外の言語を話せる、「バイリンガル」の人々は、仕事においても交友関係においても、非常に有利と言えるでしょう。

バイリンガルは、相手に応じて使う言語を切り替えています。

バイリンガルにとってそれが普通のことですが、脳の中では「どの言語で話すべきか」というコントロールが行われています。

このようなコントロールは「認知制御」や「実行機能」と呼ばれており、複雑な情報の中から適切な行動を導き出し、それを行動に移すには不可欠な能力となります。

例えば、子どもがゲーム遊びに夢中になっているとします。

そこにお母さんが、「もう出かける時間よ」と声をかけたとしましょう。

認知制御や実行機能がうまく働いていないと、子どもはお母さんの声かけに対して返事をしなかったり、永遠と目の前の遊びをし続けることになります。

今優先すべきことが何かわからないので、「もうお出かけの時間なんだな」「そろそろ支度をしないと」という意識へ切り替えることができないのです。

ある研究によると二言語を習得できる環境に身をおいている子どもは、「認知制御」や「実行機能」が、モノリンガル(母国語のみ習得している人々)よりも優れていることがわかっています。

このことから、幼児期の英語学習は、語学の習得だけではなく、脳の発達にも影響を及ぼしていると言えるのではないでしょうか。

リリーの子どもたちと英語の時間

リリーでは、1日に1回英語に触れる時間を設けています。

サイバードリームという英語学習システムを使い、ネイティブな英語の発音に触れています。

ゲーム感覚で楽しめる内容となっており、みんな元気良くネイティブの先生の真似をして発音をしてくれています。

語学の上達には、「ネイティブな発音に触れる環境」「繰り返し」が大切です。

英語に触れる時間を重ねていくうちに、みんなどんどん単語を覚えてくれて、英語が好きになっているようです。

リリーの英語についての取り組みは、以下の記事でも書いているので、参考にしてみてください。

幼児期から英語を身近に。みんなでEnjoy English!!

今日は、早期英語教育と、リリーの英語の取り組みについてお話しました。

リリーのカリキュラムについては、無料体験教室でも体験することができますので、お気軽に遊びにきてくださいね。

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