小さい頃に誰もが経験したことがある「砂場遊び」「泥んこ遊び」。
身近な遊びですが、服が汚れてしまうし、衛生的に大丈夫?と心配される方もいるかもしれません。
しかし、砂場遊びには、たくさんの成長の機会があります!今日は、砂場遊びの魅力をお伝えしていきます。
目次
砂場遊びには、どんな効果があるのか見ていきましょう。
砂は、天候や湿度、水分の含み具合によって、色や触れたときの感覚がまったく違いますよね。
乾いてサラサラとした砂や、やや湿り気のある砂、お水をじゃぶじゃぶ流して泥んこ状態になっている砂、大雨が降った後の粘土状態になっている砂・・・など、様々な感覚を知ることができます。
目、鼻、手など、五感をフル活用するので、感性が磨かれていきます。
また、五感を使う=脳への刺激となります。
刺激されることで脳は成長していきますので、脳の成長が著しい幼児期は、五感を使って遊ぶことを意識するとよいでしょう。
みなさんは小さい頃、砂場でどんな遊びをしましたか??
お城を作ったり、トンネルを掘ったり、お水を流して川を作ったり、街を作ったりしたかもしれません。
ツルツルの泥団子を作ろう!とか、砂場の底はどうなっているんだろう?とお友達と一緒にスコップで掘りすすめたり・・・
変幻自在な砂は、数えたらきりがないくらい遊び方が無限にありますよね。
これ作ろう、あれ作ろう♪と想像力を働かせて、実現していく楽しみが、砂場遊びにはあると思います。
さらに、自分の作りたいものを実現する工夫や、イメージ通りの結果にならない場合にどうしたらうまくできるのか試行錯誤するので、遊びながらも思考が働いています。
遊びを通して、想像力、思考力が同時に養えるのも砂場の魅力です。
スコップ、バケツ、ジョウロなど、砂場では道具を使って遊ぶこともあると思います。
バケツいっぱいにお水を入れると重くて持ち上がらなかったり、手よりもスコップで掘る方が楽だと気づいたり、遊びを通して道具の便利さや使い方を覚えることができます。
たくさんのメーカーが、砂場遊びセットを出しているので、お友達同士で道具の貸し借りも楽しそうです。
自分の道具を貸すことは、最初は抵抗があるかもしれません。
道具の取り合いになったりしながらも、子どもたちは、そんな経験を経て、コミュニケーションを学んでいます。
成長とともに、貸してもらって「ありがとう」が言えたり、お友達からの貸してというお願いに快く貸してあげたり、思いやりのあるコミュニケーションが取れるようになっていくはずです。
自然の中には、雑菌やウイルスがいます。
人の体は、菌に触れることで、菌に抵抗しようとします。それが免疫力です。
外気や土の中にも菌は存在するので、それに触れる機会を作ることで免疫力は増していきます。
また、陽の光を浴びることも免疫力アップに繋がります。
紫外線の浴びすぎは良くないですが、適度に外に出て遊ぶことは、心身の健康のために必要です。
砂遊びの様々な効果について、お話しさせていただきました。
近年は、公園や広場など子どもたちが自由に遊べる場所がなかったり、スマートフォンや携帯ゲーム機の普及で、お外で遊ぶ機会が昔と比べて減っているように思いますが、おうちの外は、子どもたちの好奇心をくすぐる物であふれています。
コロナ渦においては、なかなか外出が難しいかもしれませんが、様子を見守りながら、外の環境に触れて、よい刺激を与えてあげましょう!
砂場遊びの魅力を伝えてきましたが、リリーにも砂場をはじめ、子どもたちの好奇心をくすぐる遊具がたくさんあります!
サッカーコート一面分ほどある広い園庭は、天然芝が敷かれています。
たくさんの木や植物、安田式遊具が置かれており、お外遊びの時間になると子どもたちは元気いっぱいに遊んでいます。
▼関連記事
自発的な行動・意欲を育てる安田式体育遊び
いっぱい遊んで、泥んこになってもご安心ください!汚れた服はリリーでお洗濯します。
換えのお洋服をいくつかお預かりしているので、子どもたちには、それに着替えてもらいますので、綺麗な格好でおうちに帰宅できますよ。
今日は、砂場遊びの魅力について、お話させていただきました!
身近な遊びの中にも成長に必要なポイントがたくさん詰まっていますので、見守りながら、子どもの好きなように遊ばせてあげてくださいね!
▼関連記事
気分はクライマー!?新しい遊具がやってきました!