幼児期に子どもの脳に刺激を与えることは、とても良いことです。
幼児期に刺激を受けることで、脳は活性化します。
脳は、成人時の90%が幼児期に作られているとされているため
幼児期に脳を刺激することはとても大切なことなのです。
しかし、脳を刺激するためには何をしたらよいのか、わかりませんよね?
今回は、指遊びで脳を刺激する方法をご紹介します。
指は、第二の脳と言われているほど、たくさんの神経が集まっている器官です。
神経が集まっているということは、動かせば動かすほど脳は
指示を出さなければいけなくなります。
そうすることで、自然と脳に刺激が与えられて脳が活性化していきます。
また、指先を使う際には自然と集中しますよね。
すると、脳を刺激するだけでなく集中力も一緒に鍛えることができます!
おりがみでは、指先を使い折っていきますが、折る前に完成図を見せて
イメージをさせます。すると、折っていく最中に「これはどこの部分になるの
だろう?」など、想像力を働かせながら折ることができます。
また、折り方を記憶して一度折れるようになると、次は「きれいに折れるよう
にしよう」と意識するようになります。きれいに折るためには、より指先を使
うことになるので、たくさん脳を刺激することができます。
粘土をこねるとき、切るとき、のばすとき、形成するとき、
全てが全く違う指の使い方のため、一度の遊びでたくさんの刺激を脳に与える
ことができます。また、何を作りたいのかを想像しながら作るため、想像力を
身についていきます。
最初の方は、つみきを握るようにして子供は遊びます。
しかし、遊んでいくうちに握った物を積み重ねることがやりずらいと感じるよ
うになります。すると、つみきを”つまむ”ようになります。
つまんだものを自分の置きたいところにおいて自分の作りたいものを
作っていく、このような流れを反復することによって、
より脳へ刺激を与えます。