「幼児期から漢字はまだ早い」「まだ難しい」と思った事はありませんか?
一見、難しそうな漢字ですが、実は子どもにとっては、ひらがなよりもやさしいのです。
今日は、幼児期からの漢字学習と、漢字に自然と親しむことができるアイテム、絵本についてお話しします。
漢字は字の形や作りから言葉の意味をとらえやすく、子どもにとっては、ひらがなよりもイメージがしやすいです。
例えば、「山」や「川」という漢字は、形や様子がそのまま字になっているので、小さなお子さまにもイメージしやすいですよね。
特に幼児期は記憶する能力が優れているので、一度覚えてしまうと「はな」よりも「花」や「鼻」のほうが文字と意味が繋がり、文章がより理解できるのです。
幼児期は、記憶力に優れた時期なので、漢字に触れさせる機会を与えると、自然と覚えてしまいます。
漢字が自然と身につくアイテムとして取り入れやすいのが「絵本」です。
子どもは、絵本が大好きです。
大好きな絵本を通じて漢字に触れることで、自然と身につけることができます。
リリーでも、漢字を使った絵本を取り入れています。
絵本以外でも、子どもたちの「お名前カード」や、下駄箱、パターン保育として取り入れている「フラッシュカード」にも漢字を使っています。
頭に詰め込むのではなく、普段の生活に自然と取り入れて、語彙の豊かな心を育んでいます。
人間の脳は、3歳までに約8割ほど発達します。
幼児期にたくさんの言葉に触れさせることが、その後の語彙力に影響があると言われています。
漢字を知ることによって意味を考えたり、疑問を持ったり、小さなお子さまにとって良い刺激がいっぱいです。
寝る前や、ちょっとした時間に、お子様と一緒に絵本に触れる時間をぜひ作ってみてください。
いつの間にか漢字が身に付き、文字も読める様になっているはずですよ。
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