トイレトレーニングのタイミングと、成功のコツ | 白ゆりベビースクール

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2021.11.25

トイレトレーニングのタイミングと、成功のコツ

リリーでも親御さんからご相談を受けることが多いトイレトレーニング。

「そろそろ、はじめたほうがいい?」
「オムツを取るタイミングは?」
「トイレでするのを嫌がってなかなか進まない」

など、様々なお悩みを抱えている方が多くいらっしゃいますので、今回は、トイレトレーニングをテーマにお話ししていきます。

トイレトレーニングをはじめるタイミングは?

トイレトレーニング開始の目安は、2歳ごろ

2歳児の子ども

トイレトレーニングをはじめるには、身体が尿意を感じ取れる状態に発達している必要があります。

膀胱付近の筋肉が「おしっこをしたい」という信号を、脳が受け取れるようになってからでないと、いくら「おしっこする?」と聞いたところで、子どもは何のことなのか理解できません。

脳が尿意をきちんと受け取れるようになり、膀胱がおしっこの量を貯められるようになるのが、だいたい2歳くらいになります。

あくまでも目安ですが、トレーニングの開始は「だいたい2歳くらいから」という心づもりをしておくと良いと思います。

おしっこの間隔が空いてきたか確認する

2歳頃になったら、おしっこの量を貯められるようになってきたか確認してみましょう。

オムツをチェックして、おしっこの間隔がどれくらいなのかを見てあげるようにしてください。

2〜3時間くらい感覚が空いてきたら、トレーニングをはじめてもいい時期になりますので、開始時期の参考にしていただければと思います。

「おしっこ出た?」に答えられるかどうか

お母さんと子ども

トイレトレーニングには、親御さんからの声かけに答えられるかどうかも大切なポイントです。

「おしっこ出る?」「おしっこしたい?」に、「でる!」「する!」などの反応が返ってくれば、そのあとは大人がサポートしてあげることができます。

逆に、まだそこまでのコミュニケーションが取れない場合は、大人からの声かけが、子どもにとってストレスになってしまう可能性もありますので
大人の声かけに答えられるかどうかも、トレーニング開始時期を見定めるポイントになります。

トイレトレーニングの開始時期は、夏がおすすめ

トイレトレーニングは、上に書いたようにお子様の身体の準備が整っていれば、いつでも開始できますが、お母さんと子どもの負担が少ないという点では、暑い時期からはじめることがおすすめです。

夏は汗をいっぱいかくので、おしっこの出る量が少なく、失敗しても負担が少なくすむからです。

乾きやすいので、濡れた時の不快感も軽くなります。

負担が少ないという意味では夏がおすすめですが、冬のトイレトレーニングにもメリットはあります。

寒い時期は、おしっこの回数が増えるぶん、トイレトレーニングの機会も増えるので、短期間で集中してトレーニングできる時期と言えます。

また、パンツが濡れて冷たいという不快感から「トイレでおしっこをする」という意識も芽生えやすいです。

夏にも冬にもそれぞれメリットがありますので、開始のタイミングを迷っている場合の参考になれば、幸いです。

最終的にはお子さまの性格を鑑みて、開始時期を決めていただくことが一番です。

子どもがトイレに行きたくなる環境作り

トイレに嫌なイメージがついてしまうと、トレーニングが難航してしまうこともありますので、子どもがトイレを嫌がったり、トイレでしたがらない場合は、環境を見直してみましょう。

ちょっとした工夫で、トイレへの印象が変わるかもしれません。

トイレの暗いイメージをなくす

リリーのトイレ

みんなが集まるようなリビングは、明るくて、過ごしやすい空間であるのに対して、トイレは、狭くて暗く、他の部屋に比べたら殺風景になっていないでしょうか。

子どもにとってトイレが「行きたくない」「過ごしにくい」空間になっていたら、トレーニングの期間だけでも環境を見直すことをおすすめします。

例えば、子どもが好きなキャラクターの絵を飾ったり、明るい色のマットを敷いたり、便座にふかふかのカバーをかけたり、子どもが少しでもトイレを楽しい場所と思えるような空間作りを
してみましょう。

リリーのトイレも、やわらかい色合いの壁や、可愛い動物の木絵が飾られていたり、寂しくて暗い空間にならないようにしています。

トイレに座るための台やステッパーを用意する

小さな子どもが、自力で大人用の便座に座るのは、ちょっと危なっかしいですよね。

自力で便座に上がることができなければ、トイレの習慣化に繋がりにくいので、子どもの様子を見ながら、台やステッパーなどを用意してあげると良いと思います。

ちなみに、リリーのトイレは、子どもの身体に合わせたトイレになっているので、小さな子どもでも安心です。

最初のゴールは、便座に座れること

トイレに座るくま

トイレトレーニングをはじめても、「トイレでおしっこをする」という感覚を掴むのは、なかなか時間がかかることです。

まずは、「便座に座れるようになること」を目標にして、座れただけでも「ちゃんと座れたね!できたね!」と褒めてあげましょう。

この時「出なかったね〜」と、残念な気持ちにさせてしまうと、子どもの気持ちも下がってしまいますので、できてもできなくても褒めてあげてください。

一度できたと思っても、急にできなくなってしまったりすることもありますので、あまり焦らずに、成長を見守ってあげてください。

リリーでも、ご家庭と連携しつつ、子どもたちの様子を見て、トイレトレーニングを進めています。

最初はできなくて当たり前。でも、ほかの子と一緒にトイレに行ったり、決まった時間にトイレに行くことで、「トイレに行くこと」に徐々に慣れていきます。

仲のいいお友だちが、一人でトイレに行けるのを見て「自分も!」という気持ちになったりするようです。

親御さんにとっても、子どもにとっても初めてのトイレトレーニングは、不安がつきものです。お気軽にご相談ください。

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