子どもの脳を育てる!?色の効果 | 白ゆりベビースクール

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2021.10.20

子どもの脳を育てる!?色の効果

五感の中で最も情報量が多いものは視覚だそうです。

視覚の中でも、色の情報が占める割合は、80%と言われています。

実は、色を通して子どもの脳や心が発達する部分があり、色を見ることで脳が活性化したり、感受性を育むことができます。

今日は、色が及ぼす子どもへの影響をテーマにお話していきたいと思います。

子どもが色を認識できるようになるまで

赤ちゃんと子供

生まれたばかりの赤ちゃんに見える世界は、ほぼ黒とグレーで、色が付いていないモノクロの世界です。

そこから徐々に、黒、グレー、白の濃淡を認識できるようになり、動いているものを捉える「追視」の発達や、物の輪郭を捉えられるようになっていきます。

個人差はありますが、色が認識できるようになるのは、生後半年ほどだそうです。

▼生後1ヶ月
ほとんど何も見えない状態から、徐々に黒、グレー、白の濃淡を認識できるようになる。

▼生後2ヶ月〜3ヶ月
人やものの形をぼんやりと捉えられるようになり、動いているものを目で追う「追視」という能力が発達。
この頃からあやすと笑うようになったり、人の顔をじっと見つめるようになる。
また、赤、黄色、緑の色が判別できるようになる。

▼生後4ヶ月〜6ヶ月
空間の奥行きがわかるようになり、左右や上下の空間を「追視」できるようになる。
オレンジ、紫、青が判別できるようになる。

成長するにつれ、視覚が発達し、徐々に色のついた世界が見れるようになっていきます。

では、色は、子どもに対してどのような効果をもたらすのでしょうか。

色が子どもにもたらす効果

つみきを組み立てる様子

色を見ることで脳が活性する

私たちが目にしている色は、実は脳がつけているということをご存知でしょうか。

色はそれぞれが異なる波長を持っているのですが、脳は、その波長を色として変換して、私たちに色を見せてくれています。

特に子どもにとっては、生活の中で得ている情報のほとんどが色に関する情報と言われており、色から刺激を得ることによっても脳の発達が進んでいるそうです。

多面的に物事を捉えられる

同じ赤でも、りんごの赤と、夕焼けの赤、赤信号の赤は、それぞれ違いますよね。

また、同じ葉っぱでも、微妙に緑色の濃さが違ったり、緑と思っていても茶色く枯れているところがあったり、たくさんの色を見ることができます。

たくさんの色を感じられるということは、一方向を見るのではなく、多面的に物事を捉える力も同時に育っているということです。

幼児期は感受性が高い時期にあたるので、たくさんの色に触れて、微妙な違いを感じ取れるようになると良いですね。

感受性を育む

感受性とは、外からの印象や変化を受け取る力です。

感受性があることによって、物に対する印象を感じとったり、人の感情を感じる取ることができます。

カラフルな色合いのものは、子どもが喜んだり、興味を示したりしますよね。

綺麗な色を見て心が動いたり、楽しい気持ちになることで、感受性が育っていくので、日常にある色を楽しむ工夫があると良いですね。

ご家庭でもできる、脳を育てる色遊び

色が子どもに与える影響についてお伝えしましたが、ご家庭ではどのようなことができるでしょうか。

手軽にできる色を使った遊びをご紹介していきます。

同じ色を集めてみよう

つみき、折り紙、おはじきなど、身近にあるおもちゃを使って、同じ色のものを集めてみましょう。

例えば、カラフルなつみきの中から「黄色いつみき」をこの箱に入れてみてね!というルールを設けて遊んでみてください。

楽しく色を覚えることができますし、目と指を使うことで目と手の協応も養うことができます。

この遊び方は、なかよし教室でも取り入れており、お子さまの理解や成長具合によって、ルールを決めてやっています。

色に限らず「今度はこの四角い形を集めてみよう!」と違うルールで応用してみても楽しいですよ!

色水で、色を混ぜてみよう

用意するものは、絵の具や食紅などの色の元になるもの、お水とお水を入れるカップです。

カップは、ペットボトルでも代用が可能ですが、切って使う場合は怪我をしないよう十分気をつけましょう。

また、お水を着色するので、汚れてもいい服に着替えてやってみましょう。

まず、カップにお水を張って、好きな色の絵の具を入れます。
色は、赤、青、黄色に、白、黒があれば十分です。

お水に色がついたら、別の絵の具の色を加えて混ぜてみましょう。

混ぜる絵の具によって、まったく違う色ができるので、色の変化を観察したり、「じゃあこの色を混ぜたらどうなるのかな?」と色々実験してみましょう!

お水に色がついていく様子や、色が変化する様子など、子どもたちのワクワクを引き出す遊びです。

色を使った連想ゲーム

イメージを色で例えるゲームです。

例えば「春と言ったらどんな色?」「ハロウィンはどんな色のイメージ?」など、季節や行事、食べ物などのイメージを色で例えてみます。

親子の会話の中で楽しみながら、自分のイメージを相手に伝えて表現する能力を育むことができます。

「どうしてそう感じるの?」と親子で意見交換することも楽しいですよ!

子どもの自由な発想に、びっくりしたり、ハッとさせられることもあると思います。

用意するものもなく気軽にできるゲームなので、普段の子どもとのコミュニケーションに取り入れてみるのはいかがでしょうか??

まとめ:色遊びで、楽しく子どもの力を伸ばしてみましょう

色には、子どもの脳に刺激を与えたり、多面的に物事を捉える力、感受性を育む効果があることをお伝えしました。

カラフルなおもちゃで遊んでみたり、身近なものに対して色でイメージをしたり、子どもと一緒に色遊びをしてみてくださいね!

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